キッチン、トイレ、浴室という水回りのリフォームでは設備交換のみならず、壁紙張り替えリフォームも行えます。プチリフォームでも雰囲気をガラッと変えることができるため、意外に多い施工のひとつです。

 

しかし、水回りに用いる壁紙には、色柄がおしゃれなものや、汚れにくいなどの機能性があるものなどさまざまあります。

 

そのため、適材適所に合った壁紙を選ぶのが重要です。ここではキッチンを中心に、水回りのプチリフォームとして人気の壁紙にまつわる情報をご紹介します。

 

バランスが大切

水回りリフォームでは、機能性を重視するでしょう。しかし、壁紙なら色やデザインのバランスも重視しましょう。キッチンの場合には食器や家電など、色やデザインがいろいろと配置されています。ベースの壁紙は無地の落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。

 

調和を考える

キッチンだけでなくその隣り合うダイニングとの調和も考慮しなければ、違和感を覚えます。できるならキッチンとダイニングは同系色にまとめましょう。

 

キッチンの問題点

水回りの問題を解決しなければなりません。キッチンの問題をいくつかあげてみましょう。

・汚れ
・ニオイ
・火災
などです。

 

そのため、壁紙を選ぶときは普段使う際の悩みが解決できる機能性壁紙を選ぶようにしましょう。火災については防火性能のある壁紙も各メーカーから発売されています。価格は高めですが、安全性もあるので検討してみる価値ありです。

 

掃除をラクにする

水回りは掃除が怠れない場所です。特にキッチンは調理によって油が跳ねたり、食器を洗う際に水が跳ねたりと、壁紙も汚れやすいです。そのため、汚れ防止機能のある壁紙を選ぶように。

 

トイレリフォーム

比較的リフォームの手がかからないといわれるトイレ。水回り設備のなかでも便器は耐用年数も長めです。そのため、リフォームするのも後手にまわりがち。便器交換は後回しになっても壁紙は張り替えリフォームを行いましょう。

 

トイレの問題点

トイレの問題点をいくつかあげてみましょう。

・汚れ
・ニオイ
・雑菌
・狭さ
などです。

 

壁紙には消臭効果が高いものを選びましょう。また、水回りのなかでも常に便器に水が張っているので湿気も気になります。防カビ・防汚機能を備えているものをおすすめします。

 

狭さを解消

トイレ空間は決して広くありません。大柄の壁紙を選ぶと圧迫感が出てしまいます。柄ものを選ぶなら小さい柄が良いでしょう。

 

洗面所リフォーム

水回りで浴室リフォームを考えるなら、脱衣所を兼ねた洗面所も配置しているはず。顔を洗ったり歯を磨いたりと身支度を行う場所でもあります。

 

また、洗濯物を洗ったり、お風呂に入るために洋服を脱いだりと、毎日頻繁に使用する場所でもあります。

 

洗面所の問題点

洗面所の問題点をいくつかあげてみましょう。

・結露
・歯磨き粉などの汚れ
・狭さ
などです。

 

浴室の蒸気が洗面所にまで流れてきて、結露やカビが発生しやすくなります。選ぶなら吸放湿性が高く、防カビ性のある壁紙をおすすめします。

 

狭さを解消

洗面所もトイレと同じように狭い空間です。大柄よりも小柄の壁紙の方がまとまります。また、洗濯機や収納ボックスなど、さまざまなモノを置いている場所です。見える壁の面積も広くないので、シンプルな壁紙を選ぶと良いでしょう。

 

水回りのなかでもキッチン、トイレ、洗面所の壁紙のリフォームについてご紹介しましたが、いかがでしたか。

 

施工も難易度の低いプチリフォームですが、ちょっとした選び方に工夫をするだけで水回りの問題点が解決でき、快適な暮らしに繫がります。ぜひ、参考にしてみてください。