住宅のキッチンや浴室、洗面所、トイレなど水回り設備は、生活には欠かせません。

 

水回りは、長年の老朽化や劣化などに伴うリフォームがいずれ必要になります。

 

水回り設備には、それぞれ耐用年数が設定されていますが、毎日の掃除などのメンテナンス状況により
それぞれの劣化状況に差があり使用期間が変わってくるため、各家庭によってリフォーム時期にも違いが生じます。

 

水回りリフォームは工事内容によってリフォームの期間が異なる

水回りのリフォームをする時に気になるのが、リフォームの工事期間ではないでしょうか。

 

水回りの設備は、毎日の生活に必要なものです。
水回りのリフォーム工事期間の具体的な期間については、リフォーム内容によって違ってきます。

 

水回りの中でもキッチンが、一番リフォーム内容によってリフォームの工事期間の違いが生じる場所となるのではないでしょうか。
例えば、既存のキッチンの部分的な修理やミニキッチンの入れ替えなど簡単な作業の場合は半日から1日。

 

システムキッチンの入れ替えの場合は、3日から4日。

 

この時、キッチンの入れ替え工事に加えて、壁や床などの内装リフォームを同時に進める場合には
1週間ほどリフォーム期間が延びる可能性があります。

 

水回りのリフォームでは、水を止めてリフォーム工事が進められるため、私たちの生活にも直接影響が生じてしまいます。
例えば、キッチンのリフォームではリフォーム期間中は調理が出来なくなります。

 

また、業者の出入りや扉や窓を開けっぱなしの状態でリフォーム工事が行われるので
ストレスに感じる場合もあるのではないでしょうか。

 

水回りのリフォームの中でキッチンに続き、工事期間が長くなるのが浴室です。
浴室はユニットバスや在来浴室というオーダーメイドで作られる浴室に分けられます。

 

ユニットバスからユニットバスへの交換の場合は、2日から4日。
在来浴室をリフォームする場合には7日から14日ほどのリフォーム期間が必要となります。

 

このように、浴室のリフォームはその内容などによって工事期間が大きく違ってきます。

 

浴室のリフォーム期間中には、入浴できるお風呂をあらかじめどうするか確認する必要があるでしょう。
また、洗面所やトレイなどの水回りのリフォームは規模も限られていることから
1日から2日程度という期間が一般的なリフォーム期間となっています。

 

水回りのリフォームでは、同じ場所に新しい設備を取り換える場合には短い日数で工事が完了しますが
水回り設備の移設や壁や床などの内装も含めてリフォームする場合にはリフォーム期間がプラスされ長期間になります。

 

特に、水回り設備の移設を伴うリフォームの場合は、新たに配管を確保したりする配管工事が必要になるため
リフォーム期間が長くなってしまいます。

 

水回りのリフォーム期間は、トイレなど使用できなくなる

水回り設備のリフォームで困ることのひとつに、リフォーム中の設備が使えなくなることです。

 

設備を先に入れ替え、内装工事を後にする場合などその状況により期間に違いがありますが、
一定期間は使用できなくなってしまいます。

 

特に、浴室やトイレなどが長期間使用できないことは日常生活に支障をきたすでしょう。
そのため、リフォーム期間中に別に使える場所を確認することや仮設トイレなどの設置が必要になるでしょう。

 

また、水回り設備のリフォームをまとめて実施し、ある程度まとまった期間使用できない場合には
ウィークリーマンションやホテルなどに仮住まいをすることもおすすめです。

 

水回りのリフォームでは、日常生活に不便が生じるため、
このような点もしっかり確認した上で工事を進めることがおすすめです。

 

水回りのリフォームは、老朽化などにより必要になります。
この時、日常生活に不便が生じるため工事前にリフォーム期間中の生活について確認しておくことが重要です。

 

それにより、リフォーム期間中もストレスなく過ごすことができるでしょう。