キッチンやバスルーム、トイレなど水回りは、湿気が多く比較的傷みが表れやすくなります。
そのため、定期的にメンテナンス、リフォームをしてベストな状態をキープしておくことが大切です。

 

ただ、リフォームの時期があやふやと思っている人も多いのではないでしょうか。
リフォーム時期は、使用中の素材などによりそれぞれタイミングが異なります。

 

水回りをリフォームする際の注意点

水回りのリフォームはマイホームであっても
一戸建てとマンションのような集合住宅では自由度に差があります。

 

マンションは規約があり、それに沿って水回りのリフォームを行うのが基本です。
また、一戸建てでも賃貸の場合は許可が必要になるので注意しましょう。

 

水回りの中でも傷みが表れやすいのがキッチンです。
自炊をする人とあまり料理をしない人で老朽具合に差が出ます。

 

自炊をする人は、しない人よりも老朽が早まると考えましょう。
基本的に約10年程度に1度リフォームをするのが望ましいとされていますが
状態が良ければもう少し長持ちするし、悪ければリフォーム時期が早まります。

 

また、シンクやコンロなどの状態が良くても、床が傷んでいることもあるので要注意です。
既存のキッチンを撤去して床が傷んでいることに気がつくケースもあります。
その場合は、追加で工事費用が余計にかかることをわきまえておきましょう。

 

バスルームのリフォーム

バスルームは毎日使うものなので、家族全員が気持ち良く過ごすためにも
最良な機能、良い状態を保ち続けたいものです。

 

そのためにはメンテナンス、リフォームがカギを握ります。
バスルームのリフォーム時期は約10年程度に1度です。

 

この時期を目安に検討しましょう。
バスルームは従来工法とユニットバス工法2つの工法が主流になり
どちらかを選ぶことになります。

 

従来工法は、すべてのパーツがバラバラで
それを１つ１つ取り付けるかたちで工事が進められていくのが基本です。

 

ユニットバス工法は、工場でセットで作られたパーツを
そのまま現場で組み立てるかたちで工事が行われます。

 

従来工法に比べるとシステムがシンプルで労力が軽く、工期が短く済むのがメリットです。
また、費用もリーズナブルになります。

 

既存か従来工法かユニットバスかで工事費用に差があります。
撤去するのに労力、時間を費やす従来工法は
ユニットバス工法よりも工期が長くなる上に費用も高くなると思っておきましょう。

 

トイレのリフォーム

水回りの１つであるトイレのリフォーム時期も約10年程度を目安に行うのがベストです。
ただ、状態が良ければもう少し先に延ばせます。

 

少しでもリフォーム時期を先延ばしにするためにも
日頃から丁寧に使用し、お手入れをしておきましょう。

 

また、メンテナンスも要です。
トイレは、既存の物によりリフォーム費用が変わります。

 

最近は中古でも洋式が多いですが、和式の場合は撤去する費用や工事方法が異なるので
洋式よりも高額になるのが一般的です。
また、商品や素材になにを選ぶかによって、リフォームの費用にバラつきが出ます。

 

最近は節水など機能の高い商品も増えているので
少しでも節約をしたい場合は、視野にいれておくと良いでしょう。

 

工事を以来する際は、業者選びも大切です。
知識や技術が高い業者を選べば、失敗のリスクも抑えられるでしょう。

 

できるだけ水回りを専門に行っている、得意としている業者を選びましょう。

 

まとめ

水回りのリフォームは、一戸建てかマンションかで自由度に差があるとわきまえておきましょう。
一般的に水回りのリフォーム時期は約10年程度に1度とされています。

 

ただ、老朽していれば早くなることもあり、状態が良ければもう少し先に延ばすこともできます。
リフォーム時期を遅らせるためには、メンテナンスが要です。
定期的にメンテナンスをして長持ちさせましょう。