水回りのリフォームでは、大掛かりな工事だけではなく「デザインを一新したい」といった小規模リフォームも人気です。日々使用する水回りは汚れが目立ちやすいため、壁紙や床の貼り替えは清潔さを保つうえで効果的といえるでしょう。

 

今回は、水回り用の壁紙（クロス）におすすめしたい機能をご紹介します。「水回りの壁紙が気になる」という方はぜひ参考にしてください。

 

 

 

防汚機能

水回りのリフォームを検討する理由の一つに「汚れが目立つこと」があります。キッチンやトイレ、洗面所は特に汚れやすい場所であるため、掃除がしやすい機能を持った壁紙がおすすめです。

 

汚れが付きにくいことはもちろん、付着した際に簡単に拭き取れるかどうかも重要です。

 

 

消臭機能

日常的に使う水回りは、衛生的にも清潔を保つ必要があります。特にトイレでは尿が飛び散り、予想以上ににおいが残る場合も。

 

また、キッチンでは調理の際のにおいがこもりやすく、生ゴミのにおいも気になるでしょう。トイレやキッチンのにおいを解決するためには、消臭機能を備えた壁紙が適しています。

 

 

抗菌性

水回りは湿気が多く、菌の繁殖が心配される場所です。抗菌機能を持つ壁紙で、衛生的な環境を維持しましょう。

 

免疫力の低い小さなお子さまやお年寄りの方、ペットのいるご家庭でも安心です。

 

 

調湿機能

水回りは湿度が高くなりがちです。湿度を調節する機能の付いた壁紙は、壁だけでなく床や天井のカビ防止にも役立ちます。

 

特に湿気が多い浴室と連結する洗面所には、調湿機能の壁紙の使用がおすすめです。

 

 

 

壁紙の種類

壁紙にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。以下では、リフォーム時に選べる壁紙を3つご紹介します。

 

1．ビニールクロス

ビニールクロスは塩化ビニール樹脂を原料としており、加工しやすい特性のためカラーやデザインが豊富です。コストパフォーマンスも高く、住宅の床や壁に広く採用されています。また、耐水性と耐久性に優れ、汚れが付いても掃除しやすい点がメリットです。

 

2．珪藻土クロス

珪藻土は自然由来の無機質素材で、壁に自然な風合いを持たせることが可能です。防火性や調湿性、消臭効果も高く、キッチンやトイレといった水回りでの使用に適しています。

 

3．タイルシート

タイルシートは、特に水はねが問題となるトイレや洗面所、キッチンに適した素材です。シートタイプのものもあり、部分的なアクセントや装飾に利用できます。また、全面的なタイル貼りもおすすめです。

 

 

アクセントクロス

壁全面のリフォームの際は、機能性だけではなくデザイン性も考慮したリフォームも人気があります。アクセントとして部分的に壁紙を変えるのも、個性を演出できるためおすすめの方法です。

たとえば、トイレの手洗いカウンターの縁にタイルシートを使うことで、おしゃれな印象を表現できるとともに、水はねによる壁の汚れや黄ばみを防ぐのにも役立ちます。

 

キッチンでは、耐水性と汚れにくさを兼ね備えた施釉（せゆう）タイルを選ぶこともおすすめです。油汚れが多いキッチンも簡単に掃除ができ、デザイン性にも優れています。

 

 

 

まとめ

この記事では、水回りのリフォームに適した壁紙についてご紹介しました。壁紙の種類はさまざまありますので、機能性とデザイン性を兼ね備えたものを選び、おしゃれにアップグレードしてみてください。

 

さかい株式会社は水回りのリフォームを得意とし、豊富な施工実績が強みです。湿気の強い内装にすべく、壁紙についてもご相談いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。