水回りリフォームのなかで、工事費用がかかりやすいキッチン。

システムキッチンへのリフォームを検討されている方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

 

システムキッチンの種類

水回りリフォームといっても大部分は、設備投資に費用がかかります。

さらに、設置する工事費もあります。ここからは、キッチンの使い勝手に影響するシステムキッチンの種類を簡単にご紹介します。

 

自分たちのライフスタイルに合う水回りリフォームを検討しましょう。

 

I型キッチン

キッチンの水回りリフォームではもっとも費用がかからないタイプです。

シンクからコンロまで一直線に並んでいる一般的なスタイルなので、手頃に本体を購入できます。

 

しかし、横長のキッチンではムダな動線が増えることも、作業効率が悪くなるというデメリットも実は存在しています。

家電、家具のレイアウトがポイントになるでしょう。

 

L型キッチン

キッチンを真上から見るとL型に見えるタイプで、十分な作業スペースを設けながらも、キッチン内の移動は少なめ。家事効率の良さをウリにします。

ただし、コーナーが存在するのでそこがデッドスペースとなり、収納力が少なくなるデメリットもあります。

 

予算内に収まるなら収納庫のパントリーや、床下収納を確保しましょう。

 

対面型

一般的に水回りリフォームで費用がかかるタイプで、アイランドキッチンとも呼ばれています。

周りに壁がなく開放感があります。キッチンからもリビングからもお互いの様子が分かるため、家族がコミュニケーションを取りやすくなります。

 

また、配膳や片づけなどに積極的に参加しやすいです。

家事導線、生活動線ももっともストレスがないタイプで、キッチンの水回りリフォームで最近人気を集めています。

 

一方で、整理されていないと乱雑な印象を与えます。掃除や片付けが得意な場合におすすめです。

なお、水回りリフォームの工事費用としてはもっとも高額になりがちです。では、アイランドキッチンの費用について見ていきましょう。

 

移動を伴う工事費用

キッチンの水回りリフォームで、対面型キッチンのデメリットは費用が高額になること。

移動を伴うため、別途、取り付け工事が必要になります。

 

工事内容については、電気配線の延長、ガス火対応ならガス元栓の移動、給排水管の延長、換気用ダクトの延長などです。

壁置きキッチンからの水回りリフォームに関しては、給排水管やダクトの延長あるいは新設が必要になります。

 

費用を抑えて水回りリフォームを考えたいのなら、基本のレイアウトは大きく変えないことがポイントです。

 

水回りリフォーム費用を抑えるコツ

予算内に収まらないのなら、別の案を考えることも検討しましょう。

または、優先順位付けをして、最小限必要な設備、機能、デザインを取り入れることもおすすめです。

 

しかし、基本的に水回りリフォームでお伝えしたいのは「レイアウトを大きく変えない」リフォームをするだけで、工事費用を抑えられることです。

それに対して、レイアウトを大幅に変えてしまうと、要らなかった給排水管や排気用ダクト、電気配線などの工事が必要になります。

 

加えて、料理好きだからと、キッチンをオーダーメイドにするとさらに費用も高くなってしまいます。

水回りリフォームも設備の交換や入れ替えだけならば、予算内に収まりやすいのですが、内装にも手を加えるとそれだけ費用もかかります。

 

内装もキッチン本体もグレードを少し落としたりすると費用を抑えられます。

 

まとめ

水回りリフォームの工事費用についてご紹介しました。

基本的に、オープンキッチンより万人受けするI型キッチンのほうが、本体価格や工事費用を安く抑えることができます。

 

ぜひ、予算内に収まるようにリフォーム会社とじっくり打ち合わせを重ねてみてください。