カビが最も発生しやすい場所のひとつが、お風呂場となります。

きれいにしても少し油断するとすぐにカビが発生してしまうとことで

悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

お風呂にカビがあると、身体に悪いだけでなく、気分も良くありません。

そこで、お風呂をリフォームする際に必ず施しておきたいのが『防カビ対策』です！

今回は、カビの発生する条件や、リフォームでの防カビ対策などについてご紹介します。

 

 

お風呂にカビが発生しやすい原因

掃除をしてカビを取り、換気もしているのにカビが発生してくる場合があります。

その原因になるのは、

・入浴時の水滴やシャワーなどの水分により、浴室内の湿度がカビが発生しやすい70％以上になること

・シャワーや浴槽のお湯により、温度がカビの繁殖しやすい20～35℃になること

・カビの栄養成分である、垢や石けんかすなどが壁や浴槽に付着していること

などとなります。

 

 

浴室のカビ予防法

なかなか手強いカビですが、どのようにしてカビの発生を予防すればいいのでしょうか？

様々な対策方法がありますが、目に見えない『原因菌』のうちにしっかり対策するのが効果的となります。

 

・低温にする

入浴後、そのままにしておくことで温度が高いままになってしまいます。

そのため、冷たいシャワーで壁や床を流し、温度を下げることでカビを繁殖させにくくします！

 

・湿気を取る

浴室内に湿気を溜め込まないことが最も重要となります。

入浴後に壁や床の水分を拭き取り、浴室暖房乾燥機を2時間運転、もしくは換気扇を一晩中回すなどして、

なるべく湿気を取るようにしましょう。

 

・カビの栄養素を絶つ

せっけんや垢が残っていることが、カビの発生の原因となってしまいます。

浴室から出る前に、熱めのシャワーで壁やバスタブの側面等を流すようにしましょう。

 

 

お風呂リフォームでの防カビ機能について

お風呂のリフォームを行う場合、浴槽や床や壁、天井の素材、見た目のデザインやサイズ、色など、

外見の好みで選んでしまう方も多いかと思います。

しかし、見た目ばかりに凝り過ぎてしまったがために、

カビや汚れに強い素材の床材、壁材、天井材に残りの予算をあてることができなかったり、

浴室全体の機能性を落としてしまったりする場合もあるのです。

しかし、お風呂場のお手入れ、掃除は毎日行う必要があります。

そこで、最新の防カビ機能をつけることで、日々の手入れが格段に楽になるのです。

湿気があることでカビが発生しやすいため、バスルームを素早く乾燥する機能や浴槽やドアも清掃性が向上して、

パッキン自体にカビの根がつきにくい新素材になっているものもありますよ。

毎日使用する場所であるからこそ、後悔のないリフォームを行うことが大切です！

 

排気口の取り外しができる機能・パッキン自体カビが付きにくいものにする

従来の排気口はドアと一体化していました。

しかし、現在では取り外せる排気口も出てきています！

取り外し機能のよい点として挙げられるのは、何よりも掃除のしやすさとなります。

排気口の掃除しにくさや洗いにくさの原因は、ドアと一体化している点となります。

浴室から外に水が漏れては困るため、ドアに直接シャワーをかけて掃除することは難しくなります。

そのため、排気口を掃除しやすくするために、排気口の取り外し機能が有効的です。

排気口の取り外し機能は、排気口をすぐに取って洗える、画期的な機能となります！

また、カビの付きにくいパッキンを使用した排気口も開発されています。

排気口を掃除しにくいもう一つの理由として、部品であるパッキンにカビが付着しやす胃という点となります。

一度付着してしまったカビは、なかなか完全には取り除くことができません。

しかし、パッキン自体にカビが付きにくい工夫がされてあることで、

普段からカビが付きにくく、付いたとしても定着しにくいため、格段に掃除が楽になるのです。

掃除しにくく不便と思われていた浴室のドアの排気口ですが、

長年使用してきて、掃除がしにくいだけでなく、汚れてしまったお風呂場のリフォームを考えている方は、

ドアやその排気口についても、このようなものを選ぶことをおすすめします。