水回り設備のひとつである台所も長く使用していると
さまざまな部分が老朽化してくるでしょう。

では、台所・キッチンの耐用年数はどのくらいなのでしょうか。

一般的には10〜20年くらいの時期を目安に
リフォームなどを検討するのがよいと言われています。

台所・キッチンの使用頻度やメンテナンス状況、部分によって
耐用年数は前後してくるようですが、およそ10〜20年を目安として考えていくことがよいとされています。

 

修理で対応するかリフォームするか

耐用年数である10〜20年を迎える台所・キッチンは、どのようになるのでしょうか。

耐用年数が近づくとさまざまな部分に不具合が生じてくるようです。

この不具合に対して、その都度修理で対応していく方法もしくは
台所・キッチンすべてをリフォームするのとではどちらが良いのでしょうか。

 

台所・キッチン自体が使えなくなるということより
ガスコンロや水回り設備である排水管や給湯管に不具合が生じたりしてきます。

例えば、ガスコンロの場合、ガスが使えなくなる、レンジフードが正常に作動しない
水回り設備の水栓部分から水漏れがしてくるなどです。

台所・キッチンのさまざまな場所に不具合が生じたら
その都度修理などで対応すれば良いと思います。

しかし、古くなってしまったことから
故障場所によっては修理部品が調達できないため修理不能という事態になるケースもあります。

 

このようなことから、故障場所によっては使用年数、修理費用など考慮した時に
修理より交換やリフォームを行った場合が良いということもあります。

 

水回り、台所のリフォームタイミングについて

耐用年数を迎えた場合、そのタイミングで台所・キッチン
水回りのリフォームを検討しても良いかもしれません。

台所・キッチンのリフォームは費用、工事期間など含めて
正直面倒だなと思う場合もあるでしょう。

しかし、いざ使えなくなるという困った状況に遭遇しないためにも
適切な時期にリフォームを検討しませんか？

 

故障だから、修理すれば直ってまだ使えるだろうと思われるかもしれません。

しかし、台所・キッチンの機器は各パーツで耐用年数が違うこともあり
一度に故障するのではなく時間をおいて順番に故障していくケースが多いです。

このようなことから、まだ修理ができると考えるのではなく
次に故障するかもしれないためリフォームを検討しようと進めるのが良いでしょう。

故障に限らず、台所・キッチン、水回りを使用している時に不自由に感じた場合も
リフォームを検討するタイミングと考えても良いのではないでしょうか。

水回りは多くの人が日常的に使用する場所です。

使用頻度が高い場所が使い難いことはストレスに感じるかもしれません。

この点をリフォームすることで改善できれば、毎日の生活が快適になるでしょう。

 

一定年数を経過した台所・キッチンの場合

水回り、台所・キッチンの耐用年数は一般的に10〜20年。

耐用年数としては、ある程度の余裕がありますが
10年を超えた時点で故障や水漏れなどの不具合が生じたら
リフォームがおすすめです。

 

故障個所によっては修理での対応が可能ですが、再度故障する可能性があります。

耐用年数を経過しての故障の場合には
修理よりリフォームをするのが良いのではないでしょうか。

また、キッチンや水回り設備は日々進化しています。

故障のタイミングでリフォームすることによって最新の設備に交換でき
快適に台所・キッチンを使用することにつながるでしょう。

台所・キッチンは油を使用し調理することなどから
さまざまな場所が少しずつ汚れているでしょうから
リフォームではクロスの交換や水回り設備なども含めて一新すれば
一度に綺麗に生まれ変わるので、おすすめです。

 

台所・キッチンは、設備ごとに少しずつ耐用年数が違うため
一度に故障するということは少ないでしょう。

しかし、ある程度の期間を過ぎてからの故障の場合
設備ごとに修理を重ねるよりリフォームを行う方が良い場合もあるでしょう。

時期と状態によって臨機応変に対応していきましょう。