キッチンの機能が進化し、使用中のもので満足できず

リフォームを検討している人もいるのではないでしょうか。

また、老朽し使いにくくなるとリフォームを考えなければなりません。

キッチンリフォームの際、配管の位置を変更する工事になると費用が高額になります。

購入した一戸建ての場合はそれほど問題ないのですが、マンションの場合は別です。

今回は、マンションのキッチンリフォームでの注意点
についてご紹介します。

 

 

自由にキッチンリフォームできないことも

マンションは管理規約というものが存在します。

そこで暮らしている間はずっとこの制約を守らないとなりません。

そのため、自分が望むリフォームが叶わないこともあります。

位置を変えられないことも多いので、壁側にあるキッチンを対面式にするなど

自由にリフォームできないと考えておきましょう。

キッチンの耐久性は一般的に10年が目安と言われています。

ただ、マンションの場合はこれらのように厳しい規約があるので、

勝手に変えることはできません。

また、同様に床のリフォームも決まりがある場合があります。

特に防音に関してはマンションのような集合住宅は欠かすことができない条件です。

自分の考えだけでリフォームを進めることはできないと思っておきましょう。

 

 

キッチンリフォームの費用

キッチンには、I型とL型、対面式の3タイプあり、かたちが違うとリフォーム費用も異なります。

スタンダードなI型のリフォーム費用は50万円～、L型は60万円～、

対面式は70万円～です。グレードや性能によりばらつきがあります。

費用がリーズナブルなものは、比較的コンパクトなキッチンです。

また、全体ではなく部分的なリフォームをさしています。
キャビネットや戸棚の素材には、天然木、

ステンレス、UV・ウレタン塗料、メラミン化粧板などあります。

この中で最もリーズナブルなのがメラミン化粧板です。

安いだけでなく、劣化しにくいという利点もあります。

ワークトップの素材はクォーツストーンなどの天然石や人工大理石、

ステンレス、タイル、樹脂があります。

最もリーズナブルなのは樹脂です。

こちらも耐久性の面でも申し分ありません。

シンクの素材は人工大理石、セラミックコーティングのカラーステンレス、ステンレスとあり、

ステンレスが最もリーズナブルです。

換気はプロペラファンが安いリフォームとされていましたが、

最近ではシロッコファンが主流になっています。

 

 

業者選びも大切

マンションでキッチンのリフォームをする場合、最も重要なのは管理制約に従うことです。

そして、事前に規約の範囲内でどのような素材を使うかを考えておくことも要となります。

業者はキッチンを主におこなっている、実績豊富なリフォーム会社を選びましょう。

キッチンに力を注いでいる会社なら1度に商品を多く仕入れていることが考えられるので、

費用が安くなる可能性も高くなります。

マンションを多く手掛けているかも大切です。

マンションの管理制約の知識を得ていれば、リフォームがスムーズに進められます。

施工例も確認しておきましょう。

ホームページなどで施工写真をチェックしておけば、イメージしやすくなります。

費用が安いというだけですぐに飛びつくのはやめましょう。

安い業者が良くないというわけではありません。

この内容でこの費用というように、バランスを見ておくことも大切です。

 

 

マンションのキッチンは自由にリフォームできないことが多いので、

規制に沿った内容になると思っておきましょう。

決まりの範囲内で、素敵に仕上げるということがポイントになります。

また、キッチンのリフォームに力を注いでいる、

マンションのリフォームに詳しい業者を選ぶことも重要です。