マイホームを購入してしばらくすると、内装が老朽します。

特にお風呂やキッチン、トイレなど湿気が多く毎日使う水回りは老朽するスピードも早くなります。

水回りは見た感じそれほど変わっていないように見えても、

想像以上に内部が傷んでいることもあるので要注意です。

傷みがひどくなるほどリフォームが大がかりになり費用も高くなります。

気づいた段階でリフォームを検討しましょう。

 

 

水回りのリフォーム前に確認しておきたいこと

水回りのリフォームで注意したい点がいくつかあります。

まずはマンションの場合です。

マンションは規約があり、それをもとにさまざまなことが決められます。

そのため、希望のキッチンがあっても、

規約条件に沿っていなければ自由に変えることはできません。

また、商品代だけ見て決めてしまうと、工事費用が高額だった場合、

リフォーム費用が高額になることもあるので注意が必要です。

工事費用は基本料金よりも傷み具合によって高くなることがあるとわきまえておきましょう。

 

 

水回りリフォームキッチン編

キッチンはI型とL型、対面式の3タイプあり、環境や使いやすさに合わせて選ぶのが基本です。

I型は狭いスペースで設置できるため、

アパートやマンションなど集合住宅でよく使用されています。

また、スッキリした見た目もメリットです。

L型は調理スペースが広くなる分、お料理の効率がアップします。

ある程度の広さがあることが前提です。

対面式は3タイプの中で１番スペースを取るので、狭いスペースには向いていません。

また、リビングとつながっているため、室内の様子をチェックできるので、

目が離せない小さなお子さまがいる場合におすすめです。

家族と会話をしながら調理できるので、コミュニケーションも取りやすくなります。

システムキッチンは、1つの天板でつながっているキッチンのことを言います。

調理台、コンロ、シンクにつなぎめがないのでお手入れも楽です。

また、見た目がスッキリしていてまとまっているのもこのタイプの良い点です。

キッチンは床が想像以上に傷んでいる場合があります。

床の張り替えが必要になり、

工事費用が余計にかかってしまうこともあるのでわきまえておきましょう。

また、リフォームをする前は搬入口も確認しておく必要があります。

設置するためのスペースはあるが、

商品が入らなかったという失敗がないように要チェックです。

 

 

水回りリフォームトイレとお風呂編

水回りであるトイレは、和式から洋式というように

大がかりなリフォームと洋式から洋式で機能を高めるリフォームと2タイプあります。

和式から洋式に変更する場合は工事費用が高くなるのが一般的です。

配管など見えない部分の傷み具合が激しければ、

さらに工事費用が高くなり工期も長引きます。

最近では少ない水で流せるタイプもあり、節水を心がけている人に最適です。

トイレは壁も意外と老朽しています。

水回りのリフォームの際は、クロスの張り替えもいっしょにおこなうと良いでしょう。

水回りの1つであるお風呂は、

１日の疲れを癒す場所でもあり、毎日清潔でありたいものです。

リフォームはユニットバスタイプと従来タイプがあり、

ユニットバスはセットになっているものを現地で組み立てて設置します。

組み立てが簡単なので、仕上がりもスピーディーです。

また、比較的費用もリーズナブルになります。

従来タイプは解体をしてからパーツを1つ1つ設置するので、撤去、解体費用がかかります。

以前はタイルが主流でしたが、最近はヒノキなど木材を使用したり、

湿気の影響を受けにくいタイルを使用したリフォームもあり進化し続けています。

水回りは見た目がきれいでも、見えない部分の老朽が進んでいることもあります。

傷みが激しいと工事も大がかりになるので、

できるだけ早めに水回りのリフォームを検討しましょう。

キッチン、トイレ、お風呂など水回りはデザインの好みもありますが、

環境に合っているかが要です。