水回りであるキッチンやバスルーム、トイレは、

内装の中でも特に傷みやすく定期的なリフォームが必要です。

リフォームは、大体10年くらいを目安に検討すると良いとされています。

見た目がきれいに見えても、意外と老朽していることも多いので、

まずはメンテナンスをしてチェックしてみると良いでしょう。

今回は、水回りリフォームの目安とそれぞれの特徴についてご紹介します。

 

 

1.水回りであるキッチンリフォームの目安

水回りの中でも特に老朽が表れやすいのがキッチンです。

目安としては、大体10年くらいで取り替えが望ましいですが、

環境や状況によって老朽が早まることもあるので注意が必要です。

キッチンはいくつか種類があり、代表的なのがＩ型とL型、対面式の3タイプです。

Ｉ型は直線に並んでいるのが特徴で、小スペースに設置できるのがメリットです。

マンションやアパートなど集合住宅によく利用されています。

L型は、作業スペースが増える分調理の効率が良くなります。

対面式は、コンロと調理台、シンクが独立しているタイプです。

リビングやダイニングにつながっていれば、家族とコミュニケーションが取りやすくなります。

また、キッチンは、床が傷んでいるケースもあります。

その場合は修復、交換する工事費用が追加されるので、わきまえておきましょう。

 

 

2.水回りの1つバスルームをリフォーム

バスルームも水回りの1つで、毎日使うことも多く老朽が表れやすくなります。

リラックスできる場所なので、気持ちよく利用するためにきれいであることが肝心です。

水回りの目安となる10年後程にリフォームを検討しましょう。

バスルームの工事は、ユニット工法と従来工法の2パターンあります。

ユニット工法は、床と壁、浴槽がセットになっているので、工事がスムーズに進められます。

工期が短縮され、費用が安く抑えられるのが良い点です。

従来工法は、部品がそれぞれ別々になっているため工期が長くなり、費用も高くなります。

ユニット工法の工事期間は大体5日以内、

従来工法からユニット工法にリフォームする場合は大体1週間くらいです。

また、移動や拡張、増設、給排水、ガス工事が必要になると工期が延び、

工事費用もより高くなると考えましょう。

壁だけ、床だけというように部分的なリフォームの場合は、1日で終了することが多いです。

 

 

3.トイレのリフォームとリーズナブルに抑えるポイント

水回りの1つトイレは、古いタイプは必要な水量が多く、

節水を考慮すれば少ない水量で済む新しいタイプへのリフォームがおすすめです。

トイレはタンク式が約20万円程とリーズナブルで、

機能が高いものだと約30万円くらいになります。

商品の価格に加え工事費用がかかり既存のトイレによっても差があるので注意が必要です。

また、クロスも意外と老朽し、傷んでいます。

トイレリフォームするついでに、張り替えを視野に入れておきましょう。

水回りのリフォームは、グレードの高い商品を選ぶとトータル費用が高くなります。

リーズナブルに抑えたい場合はグレードを下げましょう。

また、業者によってキッチン、バスルーム、トイレなど

水回りをセットでリフォームすると安くなる場合もあります。

コストパフォーマンスを重視している人は、

水回りを同時におこなうとリーズナブルになる業者をリサーチしておくと良いでしょう。

資材のグレードを下げたり、セット価格を利用したり、安く抑えるための工夫が大切です。

 

 

傷みが表れやすい水回りは、定期的なリフォームが基本です。

見た目はきれいでも意外と老朽しているケースもあるので注意しましょう。

また、できるだけ費用を抑えたい場合は、グレードを下げたり、

セットでおこなうと安くなる業者を利用したり、工夫をすると良いでしょう。