さかい株式会社

蛇口のポタポタ水漏れの水道代はどうなる?原因と対処法

 

しっかりと蛇口を閉めているのにポタポタと水漏れがしている場合、

どのように対処したらいいのでしょうか。

また、水道代には影響するのでしょうか。

蛇口のポタポタ水漏れの原因と対処法についてご紹介します。

 

 

蛇口のポタポタ水漏れでは水道代はどうなる?

蛇口のポタポタ水漏れで水道代がかかるかどうかは

メーターが感知しているかどうかによって変わります。

メーターが感知していなければ水道代はかかりませんが、

メーターが感知していれば水道代がかかります。

最近の水道メーターはわずかな使用量でも感知しますので、

ポタポタ水漏れは、ほぼ水道代に影響すると考えて良いと言えます。

水道代が大幅に変わるなど急激に変化が分かるような水漏れであれば、

水道局から生活環境が変わって使用量が増えたのか

水漏れによるものなのか調査のハガキが来ますが、

ポタポタ程度では水道局が異変を察知するほどのものではないことがほとんどです。

とはいえ、水漏れを放置すると水道代がかかるばかりになってしまいますので、

早めに対応するようにしましょう。

 

 

蛇口のポタポタ水漏れの原因とは

蛇口のポタポタ水漏れの原因は蛇口の種類によって変わります。

蛇口の種類には

①シングルレバー混合栓(1つのレバーで水量と水温が調節できるタイプ)

②サーモスタット混合栓(サーモスタットカートリッジを内蔵しているタイプ)

③ツーハンドル混合栓(水・お湯のハンドルがついていて蛇口でちょうど良い湯音に混合されるタイプ)

④単水栓(洗濯機の給水栓や公園の蛇口のように水を出す蛇口が1つだけついているタイプ)

があります。

蛇口の水漏れは蛇口の形状によって大きく2つに分かれます。

①シングルレバー混合栓と②サーモスタット混合栓の場合、

内部のカートリッジが劣化しているか故障していることが原因です。

③ツーハンドル混合栓④単水栓はコマパッキンの劣化・故障が原因の可能性が大きいです。

蛇口をしっかりと閉めようとして強く締めすぎると劣化の原因となります。

 

 

蛇口のポタポタ水漏れの対処法

それでは蛇口のポタポタ水漏れの対処法をご紹介します。

水漏れは自分でも修理することはできますが、

結論から言えば業者にお願いしてしまった方が早いし、確実です。

工具があり、材料を買ってくれば対応することは可能ですが、

パッキンなど自分の家の蛇口に合った部品を用意する必要もあり、

普段あまりDIYをしない人にとってはやや難しいといえます。

これからご紹介する方法は応急処置と考えて

自分で修理した後にもプロに見てもらうようにした方が安心です。

まず、どこから水が出ているかを確認します。

ナットや隙間から水漏れしている場合は

モンキーレンチなどの工具を使ってその部分を締めなおすだけで解決します。

ハンドルの根元から水漏れしている場合はハンドルの中のパッキンの劣化が原因となりますので、

ハンドルのパッキンとワッシャーを交換します。

一番あるパターンの吐水口つまり、水を出す場所からポタポタしている場合は

ケレップと呼ばれる蛇口の中にある部品のパッキンが劣化していることが多いので、

パッキンを交換します。

部品を交換する際は水道の元栓を閉めてから作業するようにします。

作業が終わったら水道の元栓を開け、水漏れせずに水が出るかを確認して完了です。

 

 

早めに業者に依頼するのがおすすめ

水道のポタポタ水漏れは水道代にも影響しますし、

何よりもポタポタ水が落ちる音が聞こえてうるさくストレスの原因にもなりかねません。

それに、自分で修理できるとはいえ、蛇口は部品がいくつもあり、素人には修理は少し難しいです。

水道から水漏れを確認したら早めに水漏れのプロの業者に連絡して修理を依頼するのがおすすめです。