排水つまりで悩んでいる人は多いと思います。
排水つまりは生活においてどうしても生じてしまう厄介なものですよね。
排水つまりとは、「食べ物のカスや体のぬめりが繁殖して排水溝にこびりついた状態になって
その結果、水が流れにくくなったり逆流したりする状態」のことで、
排水つまりになる原因は主にこれです。
ですが、この原因自体を解消するというのは不可能で、料理をすれば料理のカスは出ますし、
体を洗えば髪の毛や体の垢がどうしても排水溝に付着していきます。
でも大丈夫です。ご家庭でもある程度の予防策はあります！
ご存じの方も多いとは思いますが幾つか書いてみたいと思います。
排水溝の入り口にカバーを置く
どこでも「排水溝カバー」と言うのが売り出されています。
これをかぶせることによってある程度の予防にはなります。
食べ物のかすや髪の毛が排水溝に入るのを防ぐのには充分な効果があるでしょう。
掃除をまめに行う
排水溝の中に詰まっている状態は掃除である程度の解消が可能です。
でもどうやって掃除したらいいか分からない…そういう方の為にいくつか方法を書いてみます。
１、タオルを使う方法
これは汚れても良い使い捨てのタオルを一枚用意します。
そして排水溝の入り口にタオルを押し込むのですが、
端の方はシンクに出したままにしておいてください。
そのあと熱湯をシンクの中にためて下さい。
熱湯をシンクの中にためるのは本当はあまり良くないのですが、たまにならば問題ないと思います。
そしてお湯が貯まったらタオルの端を一気に引き抜いてください。
するとお湯の圧力で排水溝の汚れが流れていき水の流れが良くなる可能性があります。
２、ペットボトルを使う方法
これは少し難易度が上がります。
修理に頼む場合はつまりを取り除くために専門機具を使うのですが、これを簡素化したものです。
やり方はシンプルです。
排水溝の入り口：この時に付属してついているゴミ受け籠等はすべて取り外してください。
排水溝の入り口にペットボトルを差し込みペコポコ収縮を繰り返します。
そして一度ペットボトルを取り出して何回か同じ作業の繰り返しです。
そうするとペットボトルの中の圧縮された空気が排水溝にいきわたり
排水溝の中に詰まっている固形物がはがれて落ちていくとのことです。
ただペットボトルと排水溝の入り口の部分をぴったり合わせる必要があるので、
そこで難易度が高くなります。
３、家庭用のパイプクリーナーを使う
やはり一番定番ともいえるのがこの方法でしょう。
ホームセンターには業務用と書いているものもあります。
確かに業務用は家庭用と比べて効果自体は抜群ですが、
目や手についた場合大変な事態になる危険性も多いです。
効果は若干下がる面もありますが家庭用と言うキーワードで選ぶのが無難ではないかと思います。
これでも直らない場合
これはもう業者に修理を依頼するしかありません。
長年使い続けてきたものはつまりやぬめりだけではなくて
排水溝その物の劣化と言う考え方もできます。
この状態になればもう業者に頼むしか解決法はありません。
お金をかけてでも業者に修理をお願いする方が賢明です。
まとめ
排水つまりはぬめりの少ない内は自分で解消することは十分に可能です。
ただ、家と言うのは「減価償却資産」です。
難しい書き方ですが、年数を重ねると価値が下がるという意味です。
排水溝も同じです。
どんなに自分で手入れを頑張っても年数に伴う劣化は自分ではどうしようもありません。
排水つまりを起こし、今回ご紹介したような方法でも改善しなかった場合は、
早急に業者に相談する方が無難だと思います。
たかが排水つまりと放っておくと
取り返しのつかない事態になる可能性もありますので注意するようにしてください。